17年
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20日の夕方、氷川町に原稿を提出した。
長かった・・・
疲れ果てた・・・
氷川で、「このトレース、ご自分でなさったのですか?」と聞かれたけれど、
そんなこと、聞かれるとは思っていなかった。
当然でしょう!
簡単な遺物のトレースなどは、信頼のおける人に任せることはできるだろうけれど、
こと大野窟古墳横穴式石室となると、そうはいかない。
実際に実測調査を担当した私でさえ、
この線はどのように表現すべきか、ひどい場合はこの線は何?、という箇所が頻出して、
トレース原図を作ったのちも、途中で立ち止まることが多々あった。
実際に石室に行って状況を確認することも何度かあった。
まあ、実測図にいくつかの不備があったということなのだが、
でも、こうした遺構のトレースは、実際の調査担当者が行うというのが常道であるとは思う。
なかなかそうはいかない場合があるとしても、
でも、遺跡を知っている人が可能な限り関わる方がいい図に仕上がるに決まっている。
あとは、トレース時にどれくらい気を遣って描けるかだ。
直角部にホワイトを一筋入れるだけで、真にとがった角になる。
些細なことかもしれないけれど、こうしたことにまで気を配って描けるかどうか・・・
そういった学生を幾人育てることができるか?
最近は丸くなってきたと言われることが多いけれど、ひさびさにネジを巻こうかと思っている。
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先月下旬から、トレースを延々やっている。
大野窟古墳横穴式石室。
おそらくその玄室高は日本一。
①実測図そのままの石室図。
②表面が剥離した石材を明示した石室図。
③本来の石材輪郭を復元した石室図。
④切組積み石材を明示した石室図。
⑤隅角部の石材組み合わせを明示した石室図。
この5枚を作っているけれど、③以下はイラレ、①②はペンによる。
①のような大作をペントレースするのは、もう最後かもしれない・・・と思いながら・・・
側壁1枚を仕上げるのに10時間以上かかる・・・
でも、ペンの良さがよく出ている図になっていて、なかなか楽しい。
イラレでここまで描く技術は私にはない。
ペントレースはあと1週間程で仕上げたいが、できるか??
しかし、毎年この時期にはトレースをしているような・・・
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書きも書いたり、80枚超え。
いや~、大野窟古墳の横穴式石室報告の原稿、何とか書き終えて先ほど送った。
掘ってもいない石室の、また現状実測しかしていない石室の報告としては書きすぎかとも思ったが、玄室高が日本一の石室でもあり、またここで書いておかないと今後しばらくは報告がなされないだろうから、慎重にかつ事柄を逃さないようにして書いていると、ここまでの枚数になってしまった。
2005年の実測調査時には、まさか私が報告を書くことになろうとは思っていなかったので、メモや記録、観察が不十分な箇所があって、何度か現地に足を運んだ。
なんとか来週の委員会には間に合わせたが・・・疲れ果てた。
まだ、石室のトレースが3枚も残っていて、それはおそらく1ヶ月仕事になるだろう。
でも、他の原稿のこともあるので、トレースはぼちぼちと進めるしかない。
8月、カミノハナ古墳群の測量調査をやり、またマロ塚古墳の仕事もやり・・・で、いろいろおもしろいことはあったのだが、ブログどころではなかった。
九前研通信の編集も・・・
まあ、今日から9月。
新たな気持ちで・・・
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先月の九前研くらいから、毎週2~3日は外へ出る仕事があってまったく落ち着かないが、でも、いい刺激をもらっている。
今月は月初めから、大阪→岡山と続き、
明日から月末まで、京都→上天草→御所浦町の島→高千穂→城南町(県教委)→氷川町(大野窟)→北九州市と1~2日の出張が連続する。
授業と会議、夏の調査準備、秋の調査準備、長目塚遺物整理作業・・・などの合間を縫うようにして、上記の出張を挿入したが、でも、この忙しさは充実の表れとしてよしとすべきか。
いろいろ不義理を働いているが、
でも昨日、ようやくマロ塚原稿を歴博編集委員会に提出することができた。
10年もかかってしまったが、次に待つ査読にも気合いを入れて取り組みたい。
そんなこんなでブログも久しぶり。
九前研通信も気になっているが、今月中には何とか・・・
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